【デイトレード初心者向け】準備項目と銘柄選定

50代からの投資

なんとなく始めたデイトレードですが、なんとなくすぎて、怖くなってきたので、私のような初心者向けに、デイトレードに向けて準備することをまとめてみました。

デイトレードの銘柄選定

注目される可能性の高い銘柄を絞る

証券会社やポータルサイトの情報をもとに、銘柄を選定する。
※私はSBI証券を利用しているので、基本はSBI証券のリンクを貼らせていただいています。

分類選定理由
値上がり率ランキングトレンド・買い意欲がある前日急騰銘柄など
値下がり率ランキング売られすぎ反発狙い前日急落、IR関連など
※逆張りで下げ続けるリスクあり
出来高急増銘柄当日も値動きが期待できる出来高50万株以上
ストップ高/安銘柄
本日のストップ高銘柄|Kabutan
注目度が極端に高いギャップ狙いや押し目狙い
※ボラティリティ大で高値掴みしやすい
決算発表銘柄値動きしやすい決算好悪でギャップが出やすい
※好決算でも売られる「織り込み済み」の罠あり
材料株(ニュースあり)
市場ニュース|Kabutan
注目される可能性が高い新製品、業務提携など
※材料出尽くしやフェイクニュースに注意

慣れるまでは、値上がり率ランキング出来高急増銘柄を中心にみて、逆張りはせず、順張りでトレードする。

さらに、候補を10銘柄前後に絞る

初心者にもやりやすい銘柄の選び方は下記。

  • 株価が500〜3,000円の範囲(手ごろで約定しやすい)
  • 出来高が10万株以上(板が厚く滑りにくい)
  • 日足で直近高値に近い or 底値圏で反発兆候あり

デイトレード当日AM8:00~気配値チェック

気配値とは、寄付き前の「仮の取引価格(買い・売り注文の状態)」です。
初心者には難しく感じます。

気配値を見るポイント

項目見方意味すること
始値気配(前日終値との比較)ギャップアップ/ダウン当日の方向性予測に使える
寄り前の出来高事前に約定が多ければ注目度が高い9:00に値が飛びやすい
気配値と板の厚さ買い板・売り板のバランス需給の強さ・弱さが見える
特買い・特売り特別気配が出てるか寄付きで大きく動く兆候

気配値の見方の例

気配の見方判断
成行売りと成行買いを確認。
フル板で成行売りと成行買いを確認
売り:110,100株(成行)
買い:37,100株(成行)
※売りの成行が多いため、売り優勢=下寄りしやすい
事前に約定が多ければ注目度が高い※成行注文が、普段の1日の出来高の1割以上あれば多いと判断。
気配値と板の厚さを見る
フル板で気配値と板の厚さを見る
2,000円:100,500株の買い(483件)
2,010円以上は買いが少ない
※2,000円前後で寄り付く可能性が高い
※終値が2031.5円(-1.55%)なので、ギャップダウン
特別気配が出てるか直前に「特」が出ていた。
※寄付きで大きく動く兆候

これが難関。トレードせずに、動きを見ることも重要。

AM8:30~ニュース最終確認

その他、著名な方のSNSも参考に。

最終チェック・監視銘柄リスト作成

  • 監視対象:3~5銘柄に絞る(絞らないと追いきれません)
  • 監視銘柄リスト:銘柄名、前日終値、寄り付き気配、狙うトレードの型など
項目名内容・見るポイント
銘柄コード・銘柄名基本情報
ニュース有無決算、IR、提携などの材料があるか(朝8:30ごろの最終チェック)
材料の種類(好材料/悪材料)ポジティブ or ネガティブ要因か簡易メモ
ギャップ率(前日終値比)前日終値と寄り前気配値の差(インパクトが大きいほど要注目)
当日AM8:00時点の気配値実際の気配と価格帯の推移をチェック
板の厚さ(買い/売り)板の偏りや厚みから、寄り付き直後の動きやすさを予測
出来高(前日)流動性の目安。売買しやすい銘柄かどうかの判断に
チャート形状(ブレイクしそうか等)テクニカル的に注目される位置にいるか確認(支持線、抵抗線)
ボラティリティ期待度上記を総合して、当日の値動きが期待できるか主観で評価(★など)

慣れるまでに時間がかかります。

参考:経済指標について

デイトレードにはあまり必要ないかもしれませんが、経済指標もまとめてみました。