娘とはちょうど40才違い。
出産と同時に、老後のことも考えだす年齢だと気づき、急にお金の計算を始めるようになりました。
というか、お金のことを知らな過ぎた。
今日は、子供の資産づくりについて、整理してみました。
子供の金融口座開設
まずは銀行口座の開設
2013年当時、何も考えず、近所の三菱UFJ銀行で口座を開設。
産まれた時の体重を入金。(せめて、×10くらいにしておけばよかった。)
その後は、毎年のお年玉と、就学前まで児童手当的なものを入金していました。すっかり面倒になり、そのままに。
証券口座の開設と銀行口座も追加
我が家では、メインの証券口座として、SBI証券を利用しているため、未成年口座を開設しました。
また、少し前からお小遣い制とすることにしたので、お小遣いを管理する銀行口座として、住信SBIネット銀行も開設することに。
今後は、住信SBIネット銀行に、時々祖母から送られてくるお小遣いや、お年玉などを振り込むメインバンクしていこうと思います。
金融口座 | 用途 |
三菱UFJ銀行 | これまでのメインバンク |
住信SBIネット銀行 | これからのメインバンクで、SBI証券口座と連携 |
SBI証券 | 未成年口座で運用 |
2025年3月現在、取引手数料が無料かつ、未成年口座が開設できる証券会社は下記の2つでした。
- SBI証券
- 楽天証券
銀行口座と証券口座の違い
1,000万円を超えると、複数の銀行や証券会社にわけると安全です。
株や投資信託の場合は、銀行経由でも証券会社経由でも基本的にはリスクは同じになります。
項目 | 証券会社 | 銀行 |
---|---|---|
現金の補償額 | 最大1,000万円(投資者保護基金) | 最大1,000万円+利息(預金保険制度) |
株式の扱い | 分別管理されているので守られる | 分別管理されているので守られる |
リスク | 証券会社が破綻すると一時的に手続きが必要になる | 銀行が破綻すると1,000万円超の預金は戻らない可能性がある |
贈与税対策
贈与税とは
- 人から人へ、物やお金を上げると、かかる税金のこと。
- 税額は1月1日~12月31日の1年間の期間で計算される。
- 双方で、贈与した/された、の認識が一致していることが前提。
名義預金とは
- 子供名義の口座を作り、親が管理している口座
- 贈与した/された、の認識が一致していないものとみなされると、相続財産に含められる
相続財産とみなされないための対策
ポイントは、贈与した/されたの認識があっていることを客観的に証明できるか?ということなので、毎年、贈与契約書を交わせばOKのようです。
お小遣いも贈与の対象
お小遣いも贈与税の対象になります。
贈与税は、受け取った側の金額で決まるので、注意が必要です。
また、毎年定額を繰り返すと、「定期贈与」とみなされる可能性があり、総額に対して贈与税がかかる可能性があるので、贈与契約書は準備したほうがよさそうです。
まとめ
子供への資産づくりは、賛否あるかもしれませんが、私は効率よく取り組もうと思っています。
- 現金と投資資産のリスクの違いを確認
- 1000万円超えたら、分散して管理することが必要
- 贈与税控除は、受け取る側が年間110万円まで。
- 贈与税対策として、贈与契約書を取り交わしておく。