投資のポートフォリオの作り方

50代からの投資

最近まで、トレードで生きていこう!と思っていた矢先、トランプの関税発言で株価が急落し、私の保有銘柄もほとんど含み損に。

投資の成績は、資産配分によって投資成果がほぼ決まると言われています。

今回、改めて、ポートフォリオについて考えられていないことを痛感し、これを機にちゃんと勉強して、ポートフォリオを組み立てたいと思いました。

この記事では、ポートフォリオの基礎知識と手順、私のポートフォリオの実態と修正までをまとめています。

ポートフォリオの基本的な考え方と方針

まず、ポートフォリオについて、情報収集をしてみました。

  • バイ・アンド・ホールドではなく、バイ・アンド・ホームワーク
    • 買った銘柄を調べ続ける。(1銘柄 週1時間)
    • 銘柄数は、10銘柄程度
  • 持つと良いジャンル6選
    • 身の回りの銘柄
    • 石油株
    • 名の通った有料大企業で、配当利回りが2.5%以上
    • 金融銘柄
    • 投機銘柄
    • 救急箱銘柄(ディフェンシブ)→大幅割安になった時に買う。
  • 景気敏感株の例
    • 鉄(固定費が高い)、海運、鉱山など
  • セクターローテーション
    • 金利が下がると→住宅メーカーや自動車が儲かる

参考書籍|全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦
(かなり値上がりしていて、手が出ない・・。)

いったん、ポートフォリオの基本的なことをインプットしたので、作り方を学んでいきたいと思います。

ポートフォリオの作り方

1.期待リターンとリスクを定める

どちらも年率であらわすもので、過去の実績を参考にして設定する。

  • 期待リターン=投資に対して、将来得たい利益
  • リスク=値動きの振れ幅=標準偏差 
    • 一般でいう、危険性という意味ではない。

ここで、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が運用するときに設定している期待リターンとリスクを参考にしてみる。

国内株式外国株式国内債券外国債券
期待リターン5.6%7.2%0.7%2.6%
リスク23.14%24.85%2.56%11.87%

2.期待リターンの参考値

一般的に、インデックス投資の期待リターンは、高い場合を想定しても6~7%。機関投資家の運用目標値も同じくらいのようです。

3.リスク許容度の参考値

推奨リスク(年率)資産配分イメージ
3%以下(低)日本国債・円預金中心。外貨や株式は最小限
4〜6%(中)外国債券+株式をバランス良く。リスク資産50%前後
7〜10%(高)株式・REIT・ゴールド等で攻めつつ

投資の目的や期間に応じて決定します。何のための資産運用なのか?いつまで使わずに保有できるか?
長期運用なら、リスク許容度は高めでOK。

シミュレーションサイトでリスクやリターンの計算が可能です。

リスク許容度(高)でも大丈夫な方

  • 投資資金は生活費と分けている
  • マーケットが暴落しても冷静でいられる
  • 一時的に20%以上の評価損が出ても保有を続けられるか?
  • 投資期間が10年以上あるか?

ポートフォリオを組んでみた

現在のポートフォリオは、日本株が66.5%。
かなりリスクが大きいので、リスクが少ない資産へ分散させないといけないことがわかりました。

リスク許容度としては、「投資期間が10年以上あるか?」が年齢的に微妙なところなので、中で考えてみました。

現在のポートフォリオと目標とするポートフォリオ

資産クラス現在の割合(%)目標の割合(%)
日本株65.19%20%
米国株20.95%15%
外貨建MMF3.99%15%
外国債券0%25%
日本国債0%10%
ゴールド1.36%5%
新興国ETF4.55%5%
J-REIT2.06%5%
期待リターン(年率)4.71%4.2%
リスク(年率)9.52%5.7%

目標のポートフォリオについて

とりあえず、数字遊びな感じです。

そもそも、日本株はすべて含み損なので、動かすことができないのが懸念です。
当面、日本株には追加投資せず、利確できたら徐々に別の資産へと移動させたいと思います。

また、今回は、個別銘柄を含めたポートフォリオまでたどり着かなかったので、近々銘柄の精査もしていきたいと思います。